将来は未定

相変わらずの毎日

7月になって、月火は当直と外来のバイトが舞い込んできてすこし給与は増えた

それと同時にすこしだけ心配になり、勉強せねばと思いだした

しかし、前任の先生が予定より早く戻ってきたため当初の予定より早く終了した

また空虚な気持ちになった


水曜日の大学病院の内視鏡診療は楽しくない

医者やめたい、ってすごく考えてしまう

楽しくない理由を考察してみる

これらを認知行動療法的に考察を施してみたいと思う

まずは理由として
○立場も(大学病院は基本卒後7年目以降の院生が中心で診療しているため学年的に卒後4年目の自分はだいぶ下)技術も低いため、萎縮する
○わからないこともあって、不安
○怒られることに敏感、恐怖がある 自分の中で休職してから特に人にきつく言われるのが怖くなってきた
○あいさつもできないことがあり、嫌われているはずだ
○そもそも激務の内科自体を続けるかわからないし、いまいち意欲に欠ける気持ちがある

根拠は
△下部内視鏡はいまだに入らないときもある
△診断に迷うこともあるし、できないことも多い
△強い口調で人に言われたら落ち込んだり自分を責めやすい、またそのせいで
人を避ける傾向にある
△入るときにうまく挨拶ができないことがある
△ずっと責任が重い医者はやめたいと思って生きている

反証は
■まだ20件もしていないのでできないのは当たり前だ 上部は難なくできるからきっとすぐにできるようになるはず
■診断も一つ一つ勉強していくことで成長できるはずだ わからなければ優しい先生に聞けばいい
■たしかに落ち込みやすいけれど、最近は強い口調で指導されても本当に怒っていないと思ったり、自分のために言ってくれていると思うことができて来ている
■挨拶はうまくできないときもあるが、一応気付いてもらえているしみんながみんな自分のことを嫌っていることはないはずだ
■やめたいと思っていてもここまで4年間なんとかやってきた、内科認定医も多分受かっているし責任は重いがうまく要領さえつかめばやっていけるかもしれない

適応的思考は
◇たしかに立場も技術も低く萎縮するが最初は誰しもそうであり、日々成長していくはずだ
◇わからないこともあって不安でできないことも多いが、優しい先生などに聞いて一つ一つ成長したい
◇怒られることや強い口調で言われることで傷つきやすく、落ち込み易い傾向にあるが自分のために言ってくれている・本当は怒っていない・自分の成長に繋がると捉えることができて心の中で言い聞かせることができればなんとか対応できる気もする
◇入るときに挨拶がうまく出ないこともあるが、一応気付いてもらえているしみんながみんな自分のことを嫌っているわけではないはずだ
少しづつできるところから挨拶できるようにしたい
◇今後たしかに激務の内科を続けるかはわからないし、今までも責任が重い医師という仕事を辞めたいと思って生きてきたけれど、いままで4年間なんとかやってこれたし、手を抜くところと入れるところなど要領をつかめば(時間はかかるかもしれないが・・)なんとかなるかもしれない

このように大変疲れる作業でした
認知行動療法とはこのように日々のマイナスに捉える考えから自分を考察してすこしバランスのいい考えに気付くやり方や、問題解決技法といって問題に対する解決法をたくさん挙げてその中からメリットデメリットを挙げて選択したりする手法を用いたりする
しらみつぶしに今後自分が働くにあたって考えるべき問題点にたいしてひとつづつこんなことをやっていくのはとても疲れる
費用対効果がいいのかさえわからないがやるしかない・・

いまのところ自分の残りの大きな問題としては
×将来今後どうしたらいいのかわからない→考え済み
×自分は一生懸命努力することが一番大事であるという信念を変えられない(完璧主義からの脱却)→未考察
×医者の仕事が楽しくないし、責任も重い医者を辞めたいと常に思う→未考察
×人に怒られて傷つきやすく、強い口調で言われるとショックを受けやすい→未考察

こんな感じである
3か月間もため込んで未解決がこんなにある

しんどい