夜の日記。

今日は卒業生追い出しコンパだった。(特定されるかもしれないですが・・)

私たちの部活は平日にある、変わった部活なのだ。
先生方(お医者さん)も何人か来られ、一緒に野球をした先輩もおられたりとありがたい思いがあった。
忙しい中、天気も悪い中集まっていただいていじっていただけるのは嬉しい限りである。


野球部は、何度も書くが本当に私にとってなくてはならないものだった。
勉強が不安な私は野球部でレギュラーという責任感からその一心で勉強し、なんとか火事場の馬鹿力を発揮して定期試験に再試を掛かりながら乗り越えてきた。
雨の日も雪の日も毎日筋トレ・素振り・ランニング(夏はダッシュ)は夜中のスーパーの駐車場で欠かさなかった。それが全く苦ではなかった。あの頃は本気で西医体ベスト4以上を狙っていたし、地方(医学部内)のポジションで1位を本気で狙っていた。

1.3キロのマスコットバットを毎日振っていたため、握力は60キロ近くになりOSCEの筋力検査で驚かれたものだ。

世の中そうはいかず、そうした希望も虚しく段々打順は下がっていき、新入部員ではリードオフマンだったのが高学年になると9番バッターへと変わっていった。そこでも変なプライドから振り回しておかしなことになるのだけれど。


だいたいの難しい試験で再試験であったので、負けぐせがついているのは悲しいことだが専門に入った最初の1年を除きなんとか進級できた。

今も成績は低迷している、先生方にとっては嘆かわしい人間だが、4月から一生懸命勉強しているのでどうしようもないというのが本音だ。
短期集中の勉強しかしていないため、この9ヶ月強は苦しかった。

弟や彼女に比べ勉強ではどうしても勝てないけれど、それで勝負しなければならない世界。
勉強部屋の仲間は偏差値50は超える学士や優秀な人が多く、どうしても比較して自分を責めてしまう毎日。一緒の部屋にいても勉強は教えてもらえるわけでもなく、黙って勉強することが多く自分だけ試験に落ちることになってしまった。

何度も嫌になって、薬を飲み、模試委員で強制的に模試を受けることで自分を追い込もうとしたが全く効果のない日々。
体重は部活をしていた時より5キロ減って、筋肉はなくなってしまった。

知識の過多で白黒ついてしまう世界なので、結果が全てと言われたらなんにも言えない。
こんなゴミクズが、父親の跡を継いで小児科になるなんておこがましい限りかもしれない。

小児科大丈夫かとポリクリでいろんな先生に言われた。
唯一NICUの先生は優しかったけれど・・
子供はまだ素直でかわいいけど、お母さんは怖いから。常に目が三角ですからね・・

私は研修は地元に帰るが、国家試験ミスったら大学に残ろうか。
それも人生かもしれない。
何が正解かなんてないものね。

明後日模試なのに、3次会まで結局残ってしまった。
明日勉強して、模試に備えるしかない。焦るな。どうしても。


お寺でもらった鉛筆の袋にいいことが書いてあった。
あと1ヶ月、まずはこれを心がけて生活しよう。まずは日常から。