青春を過ごす

卒業された先輩のブログを見て、野球したい気持ちが高まってきた。

昨日練習に行って、久々に楽しかった。
俺は野球がしたくて医学部に来て、今まで野球に対する努力は全く苦ではなかった。


毎日走り込みも、筋トレも素振りもした。

動きたい衝動を抑えることができない。
ベースランニングしたい。
下手くそなんだ。
エラーばっかりなんだ。
今も緊張するんだ。

でも一生懸命やってきたのはこれだけなんだ。

いろんな不安に負けて、まだ不安ばかりだ。
周りの声、目、自信のなさに潰される。

さっきまでも一人ぼっちの小ささを感じていた。

自分に負けないには。
どうしたらいいだろう。

2年生の西医体、地元での大会でレギュラーで出るはずだった。
でも勉強が追い付かず、再試で出れなかった。


あのときは悔しかった。

あの借りは返せたのか、次の年からの西医体は大分打つことができた。


俺は俺を誇れるだろうか。
医師は重い責任からストレスに向き合わなくてはならない。
それに立ち向かえるだろうか。


グランドの端で見つめるのは、寂しい。
できないかもしれない。きっと格好わるいし、マネとも話できない。口下手な俺だから部員ともいいコミュニケーションがとれない事もしばしばあるだろう。親にも反対される。勉強は底辺をさまよう。国試浪人・卒試留年が間違いなく何度も頭をちらつく。三トマ先生・学校の先生、マッチング先の先生も恐怖をあおる。RIの仲間から置いていかれる。自分から率先して何かすることが億劫になってしまった俺はどうすればいいだろう。


復帰の2文字が浮かんで消える。

青春したい。思い切り泣いたり笑ったりしたい。見えなくなっていた気持ち。