頑張れ、疲れていても。

最近解剖が続いてストレスが溜まっている。疲れているとまず、人に優しくなれない。解剖で以前同じ部活で一つ下の学年(現同級生)の子がいつの間にかタメ語で話している。そいつも自分に自信がある優秀な奴だからか、ちょっと発言にトゲがある感じ(たまにだけど・・)なので少し腹たってしまいそうになる。

同じ班のファニーガイは僕をいじってくるし、それは全然いいのだが時折のタメ語にうっ、となってしまう。
やはり私は無意識に人と距離を置きたいのか、友達にも敬語を使ってしまうような気が弱くて生ぬるい人間関係を好むようだ。それは私のプライドの高さからか。ある程度人と仲良くなるには懐に入らないといけないのに傷つくのを恐れていたら冷たい関係のままだ。だから今まで孤独を募らせていた。

正直、医学部しんどい。今後も地獄のような試験、国試とストレスが待ち受けている上に縦社会の人間関係に耐えられるのだろうか。今日解剖の先生に少し注意されたり、冷たい視線を投げかけられただけでネガティブな気持ちが浮かび上がってしまう。つい考える、俺はダメな奴だという思想。これを消さないと明るい未来はない。


気が弱いというのは、医学生にとっても野球選手にとっても致命的だ。
バント処理でも、自分が行くと思ったらピッチャーをどかすくらいの勢いが必要なのに気を使ってしまう。そしてそれを言われたら傷つく。
エラーをしても、自分の気の弱さを指摘されてもなんかイラッとくる。そういう時は先輩だろうと言い返していいのだろうか。誰であろうとやられたらやり返すくらいの迫力が、男の人生には必要な気もする。

男は怒られてもなにくそと立ち向かっていけ、と体育会系的にはなっているようだし医者として働いていてもそうだろう。きっと俺は怒られたら溜め込んでマイナス思考をつきすすむのだろうな。自尊心が芽生えにくいのだから。


野球も勉強もなんか苦しい。今週末金曜から泊りがけで試合に行くのだがまったく不安だ。解剖、新歓と練習に身の入らない状況下だし自主練も足りない。木曜はキャプテンが不在で、新入生もいる中仕切らないといけない。
私はキャプテンなんて器ではない。適当にしゃべれればいいが、人の反応が気になり自由な発言が仲良くないとできないのです。

明日は解剖休み。この匂いともおさらば。髪切りてーー。
この前の試合は守備の送球がうまくいかんかったし、今シーズンいまだノーヒットだけどレギュラーとしてがんばらんと。バッティングは少し感覚もつかんできた。でも去年の西医でできたような流し打ちはまだちょっとできない。

でも全力かつ前向きに頑張ろう。うまくいく。きっとうまくいくから。




誰もが流される人生に不安を抱え生きる、そんなアブリルのゆれる繊細な心情を歌ったとつたない英語力からこの歌詞を分析しました。癒されるなーー。俺にはこの道しかない。この道失敗したら、就職し生きていくしかないのだ。
周りはバイトして、勉強して、部活してと一生懸命なのだ。諦めなければ道は開けるぞ。前向きに信じろ。