迷惑をかける・・

最近は日記の量が少なくなってきた。実際この時期は部活があって発散する場があるから日記で溜め込んだ気持ちを書く必要があまりないという点もある。

今日は部活で、飯から帰ると近隣住民の方が怒ってこられた。私たちの学校は民家に隣接しており、夜9時ごろであったため、集団で大きい音を立てて車のドアの開け閉めをしたりおしゃべるするとどうしても気になるようだ。
この時期コンパなどで部活がうるさいためかたびたび学校の事務から注意があった。しかし今回は今までで一番だった。キャプテンがひとりかなり責められているのを見るとすこしもやもやするところはあったが、かなりびっくりした。

けっきょくその怒った方々が部室まで来られて、学校の事務の方を交えて幹部との話し合いになった。
住民の方に感情的にまくし立てられるのかと思いきや、近隣の地主の方で学生思いの方だった。聞くと昔大学が建ったときに畑だった土地を国に売って学校のテニスコートや建物を建てたそうだ。だからずっと何十年も学生を見てきていたようで、毎年いろんな人を見てきたらしい。

しかし今年、テニスコートを広くした関係で駐車場が民家のすぐそばに移り、そのせいで部室に近い駐車場に夜車を止めていた関係で不満を抱いたようだ。その家の住民は感情的にまくし立てるのかと思いきや、身の上話をしだした。ご主人は60歳くらいで元船乗り、奥さんは台湾の人で国際通訳で裁判所などで働いているらしい(自称捜査官)、けっこう見た目が若く見える方だった。あと家には95歳くらいのお年よりもいるようだ。

奥さんは話し好きの方で、女性特有の感情的になるきらいはあるもののどうやら私たちと交流したいようだった。
ご主人も大学生は子供みたいな者だから、遊びに来いとか私たちの気持ちを考えてくださった対応をしてくれた。
私たちも黙ってうなだれていればいいのかと思ったが、打ち解けて話したいようだったのでまあ笑顔を作っていた。
やたら話が長いのが女性らしいとこだったが、まあいい人だった。

女性とは基本的に自分勝手なもので会話も自分中心な話題を好み、てきとうにあいづちを打っていたらとにかくしゃべり倒すものじゃないかと最近感じているのだがどうだろう。合わせるのは疲れるなー。心に余裕がないと優しくなれないからなあ。

キャプテンとかイケメンで人に気を使えるし、今回の事件でも冷静で誠実な対応をしていた。同級生でも尊敬に値する奴だな、と思う。しかしあれだけ言われたらつらいだろうな・・
近隣の方も言われたように、いまの日本人は思ったことをすぐ口に出せないし、人との関係が希薄でストレスを吐き出す友だちもいない人が多い。やはり人と顔をつき合わせて話したり、この前の飲み会ではないがわいわいやることで絆といったものが心を支えていくものかもしれない。

要は明日に向かって元気で前向きにがんばることが一番大事なんじゃないかと思うこの忙しいこのごろ。前向きですね。この時期は部活で完結して満足しちゃうが勉強もね。安定志向で。