心が晴れることは幸せだ。きっとそうです。

春休みとは名ばかりでまだ春は遠い。
窓の外の雪を感じてヤドカリのようにコタツで寝転ぶ廃人生活は心苦しい。

今日は久しぶりに晴天が覗くが、心は曇り空。昼から部活に行きたくない・・
でも行かないと。

ぎりぎりまで寝ていたのは昨日のスノボの疲れが心身に響いていたか。

部活の車中、当然のように空気と化して会話を聞くのみ。孤独はつのる。

自虐ネタを笑い飛ばす手法は今の俺にはできない。なぜなら矮小なゆらめくプライドは吹いて飛びそうだから。
先輩のように、ダメ人間だと嘆いていると本当にダメ人間になって努力しなくなる。時に同質化することを勇気を持って拒む強さが必要なのだ。それが堅くなな姿勢であったとしても、攻撃的に生きる火種を消しては男として生きてはいけない。

私のこの晴れない気持ちは、孤独感からか。それとも今まで私の中心である勉強から離れているためか。

仕事をしたら飯がうまい、とは男はつらいよの寅さんも言っていた。寅さんのような一見ダメ人間でも、生きていれば色々な人と関わり優しさや人情を受けて味のある人生を送っているのだ。
自由に生きても、人のために生きているから助けてもらえる。生きるとは何ぞや、普遍的なテーマがそこにある。