oridinary day

今日は授業が無くて、朝起きて車で郵便局に行ったりして4限に学校に行って実習の説明会に行った。

実習の説明ひとつにせよ医学部らしく厳かな説明があった。
実習書も丁寧で勉強しないといけない気にさせられる。
こういった実験は班で行動するため、積極性やコミュニケーション力が必要である。黙々と一人で作業するほうが性にあっているが、仕方の無いことだ。

口頭試問とか試験もあるみたいだ。基本何とかしたいという想いがあれば、いくら医学部でも何とかなると思っている。逆にだめだと思ったらだめなのである。留年した去年の夏のように。

思えばあの時期は、1年のころ毎日勉強もそこそこに遊んで過ごしていたために大学生としての心を忘れていた。
部活が忙しかったとか、受験勉強の反動だったとか、理由は複合的にあったと思うが一番大きかったのはあきらめてしまったことだ。

1年生のころと同じ感覚で何とかなるさと思っていて、ろくに勉強しなかったり一夜漬けばかりで試験の結果が出るたびに再試験。
同級生たちが救ってくれようと勉強を教えてくれたりもしたが、一度あきらめた僕は癌が全身に転移していた。

いくら同級生の未来の名医が執刀したところで僕のシグナル伝達異常の癌は完治せず、アポトーシスを迎え留年した秋から大学生活がかなり苦しくなった。今でも医学部長で今は退官された某先生との面談が忘れられない。

父親同伴の面談ではぼろくそに言われ、小心者の私は大学の教授というものに激しい恐怖心を持った。人間性の否定のようなことも言われた気がしてどうしようもない気分になった。あれはトラウマのようなもんだ。

そして留年が決まり、後期から後輩たちと一緒に授業をすることになった。何度も大学を辞めたいと思った。自殺したいとも何度も思った。自宅の天井から吊るされた紐が見えた。

辛いことがあったらいつも死にたいとか思ってしまう。本当に死にたいのか、俺。現実と理想の自分に折り合いをつけれないことは病気なのかもしれない。心の病気を治さないと。

いいわけすんなってか。

説明会が終わって、図書館でちょっとだけ勉強して寝て、家に帰った。
家に帰って本棚を見に行ったが今日は定休日で明日行くことに。

最近、飢餓感を保つために満腹まで食べないキャンペーンをしている。満足したら行動する活力は起きない。自分ごときの人間に生きる価値はあるんか。見つめなおして感動を見つけたい。なにかボクに生きる力を注げるものが欲しい。