腹たつのり

今テレビを見ていて、佐々木希とかいうタレントが出ているが可愛いというだけでちやほやされてまったく中身のない会話を繰り広げている。

かわいい子はニコニコしてればたいがいのことは解決できると思っているのだろうか。なんか今のモデルってみんなおんなじ顔にしか見えない。なにか個性といったものがない気もする。


まあ女性と男性ではそういった見た目に対する価値観が違うのかもしれない。男である僕は見た目だけ磨いても中身に自信とかいったものがないと空虚な感じがして、かっこつけるのにどこかで歯止めをかけてしまう。

そういった葛藤も自信のなさからくるものかもしれない。いくら内面が重要と言っても外見をみがけば中身は付いていくという言葉もあるのだからまた逆も真なりか。


それはそうと、今日は朝はのんびりして昼は図書館で勉強した。
受験生時代からの相変わらずの自己嫌悪との戦いを繰り広げ、夕方閉館したのちに親がはるばるこっちに来ていたので旅館で風呂に入って飯を食べた。

両親とは会うのが夏以来だから約2か月ぶりだった。露天風呂に父親と行ったが、背中を流してくれと父に言われて正直戸惑った。

そういった昭和のコミュニケーション、背中で父の苦労をねぎらう余裕は未熟な22歳の息子にはなかった。少年時代にも背中を洗ったことはあったが、あの頃とあまり変わらない父の背中はいまだ少年のような青い心を持った瞳による錯覚か。まだまだ青二才です。

そして温泉にて会話に詰まる・・
試験や勉強のアドバイスといったありがたいのだが多少耳に痛い話をされると自然に防衛反応が働いてしまう。

もう少し気を利かせて話を合わせるだのしないから先輩や先生といった目上の人との関係がうまくいかないのだろう。そういったところからもやはり気遣いができない、社交的でないといわれても仕方ないのかもしれない。

両親は基本的に優しいからあまりそういうところは言われなかったが、大学に入って色々な人と初めて接するたびに(特に医学部で)感じる。

医学部はやはりある程度職業とつながる学部だけに、社会に出ている責任感、プレッシャーを感じるものである。

いわゆる男子校の進学校でヌルヌル温室育ちをした僕には多少厳しいものです。社会に出たらもっと厳しいんだろうけど。

だからたとえ医学部の厳しい試験に追いまくられようとも身分は学生、今が華なのかもしれない。
そう考えると少しは気が楽だ。


そしてその後結局一人でゆっくりとした温泉タイムを楽しんだ。その後の食事もうまかった。親がいるとうまいものが食べれるからいい。

さらに小遣いまでもらい、勉強があるからという理由でタクシーで旅館から駅まで帰り、チャリで家に帰った。

薬理の再試が終わったら念願の車・アクセラが手に入るのでそれをモチベーションにがんばろうと思う。
やはり考えてノートを作り、五感を働かせて頭に入れることが大事らしい。

親が医者の恵まれた環境にいるせいか勉強に対するハングリー精神に欠けがちな僕は、行動によってモチベーションを上げていくか。

がんばりましょう。