力の喪失

この二日間引きこもっている。
頭の中の問題がこんがらがっている、そんな感じだ。

本当に何なのだろう。
前に進む勇気も、孤立する日常にからめとられている。

よくわからないまま予定は消化せず夕方を迎える悲しい6年生。



自分の問題を直視できないまま、日常は過ぎている。
自分が大切にしているものはなんだろう。

私は3月で部活をやめた。引退、というよりはやめると言ったほうが適切だった。
最上級生になり、部活をしていてもこんなことをしていていいのだろうかという気持ちが常にあった。

正直、働く上で野球ができても関係ない。けれどいざこうなると喪失感も強く、後悔の気持ちもある。
後輩にもほとんど相談せずに決めてしまったし、きっと気を使わせてしまった点も多かっただろう。

どうしても場を暗くさせまいと思い、ネガティブな気持ちを相手に伝えることができず、結局募っていくばかりでますます悪循環に陥ってしまう。
表情は固く、目線は下を向く。夏の面接でうまくいくとは思えない所作だ。


事前にいろんな人の意見を聞ければよかったかもしれないが、それもできなかった。
弱音を吐けない性格で、溜め込んでしまいやすいこともあり誰にもうまく思いを伝えられず最近は非常に憂鬱な日々であった
結局いい人間関係を作ることができず去ることとなり、心に穴が開いた気持ちがある。


ネガティブ思考は止められなくて、どうしたらよいのかわからないまま日常は過ぎていく。
正直甘いかもしれない。

自分に刃を向けてしまえば簡単だが、立ち止まって考える時間に対する罪悪感も捨てきれない。
こういったものが鬱につながっていくのだろう。

正直、すごく低いレベルで停滞しているし、目標だって作ればいいものなのに作れない。
残念で、悲しい。

醜い気持ちに乗っ取られたまま動くなんて、切ないけれどこれが現実。
どうすべきなのか、醜態をさらしていく。