エソラ

連休はじまりました。天気がいいと気分がいいね。


クリクラなんでウィークデーの今日も休みだぜ。ワッホイーーwwwww


画像診断テスト終わりました。
うちの実習班は留年生が固まっている班なので当然出来が悪い。


なぜ留年生が固められたかというと、留年すると後から入るため出席番号が上になってしまう。
そのため番号順に上から割り振られるクリクラ班で必然的に行き過ぎたものたち(失礼な・・)は固まってしまうという寸法なのだ。


まあそのせいか実習で先生たちに元気がないから元気を出せ、目を見てしゃべれなどいわれてしまう。。


基本的に留年する人はコミュニケーションが苦手な人がわりかし多い。


当然自分も自覚しているわけだが、理由としては皆と良好に話し、同調し、合わせることが出来たら大きく道をそらして怠け呆けることは少ない点とテストなど多くのプレッシャーに強いられる中で、コミュニケーション不足から来る孤独感や不安に打ち負けるリスクが高まる点がある。


前者は意識の持ちようといえばそうだが、仲間から来るテスト情報など多くの点でコミュニケーションが苦手でないほうが有利なのは明らかである。



しかし医学部に入る人はある意味競争を勝ち抜いて来た人だから、勉強を突き詰めていく中で最低限のコミュニケーションしかしてこなかった私のような人は少なからずいる。



そうすると今回のようなクリクラ実習で、対人スキルの低さを口にされることになってしまうわけだ。


おとなしい、は性格じゃんか。元気出せ、とか部活じゃないんだし。はいはいほっとけよ・・そのくらいの自己分析は出来てますよ。


と思ったがそうとは捉えない人もいるみたいで。



なんでもかんでも口に出していいことばっかりじゃない。
四半世紀にわたる数々の試行錯誤の上に成り立った経験の上で沈黙をかみ締めて生きていく道を選んだ私たちに生き方を変えるのは難しいものなのだ。


とうぜん何回もコミュニケーションの壁にぶつかってきたわけで。
そのたびに臆病になって、卑屈になって、自信がなくなって。
声が小さくなって、目も見れなくなってきたわけだ。


考え方、生き方にはいろんな種類があるから正解はない。あえていえばこんな考え方もあるんだとわかろうとする、納得すれば取り入れるその繰り返しなのかなと思う。


医者の世界は最も人間くさい世界なんだ、と実習先の先生は言っておられた。


病気の人を相手にする、病んだ人を相手にするのに正面から向き合わないでどうする、信頼は得られないよと。
信頼される医師になるために、まず患者さんの訴えをじっと目を見て聞いてあげる。それが大事なんだ、目を逸らしたら負けなんだと。


僕たちは確かに留年組で負けてしまった過去がある。
それは消しようがないし、理由が何であろうとも胸を張っておおっぴらに語りたくはない、むしろ時には消したい過去である(私にとってはです、すみません)。


でもだからこそ、負けるが勝ちではないけれど悔しさを力にしなければならない。普通の人よりも失敗から学んだ経験を肥やしに前へ進むプロセスを知っているのだから。


その実習先の先生はまた、この世界には競争がついて回るともおっしゃっていた。たしかに最初は出遅れたかもしれない、けれど毎日を精一杯できるかぎりで生きていく。そうしたことで少しでも前に進んで心を動かせばやがて大きな目標も見えてくるかもしれない。


そのようにで今を充実して積み重ねていけば、自信を持って次のステージに向かっていけるはず。そうしてやがて勝っていこう。人にではなく、自分自身に。


不安だからこそ努力できる。

気がつけばもう5年生。確実に私たちは何年か後には何者かになるべくして、道を進んでいく過程にある。

その中で何者かになるには精一杯の今を積み重ねていくしかない。
当然何者にもなれないのではないか、という不安は消えることはない。
この先一生不安はつきまとうだろう。


けれど野球でも、勉強でも同じ。あきらめないで一生懸命努力したものが最後に勝つんだから。神様は一生懸命な姿に微笑む。


そう信じて。
クリクラで先生方のお話を聞き、見つめなおし、磨き続ける。
今一瞬が大事なのだと思わざるを得ないですね。



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