屈折した心

来週、発表があり緊張している
学会とかではなく病院内の医師や開業医向けのもの
だがやはりおっくうな気持ちはある

これがだめなら内科は無理かもしれないと思ったりする
わりと難しい症例で考察が思い浮かばない
もやもやするこの数週間である(今もですが・・)

それのもかかわらず昨日夜帰宅後やはりだらけ
爆音と男の日課で体力と睡眠のみ浪費した
夕方の勉強会も飲み会も気が進まなく医局でパソコンの前に座る

明日親と将来について話す時間を持つことにした
将来についても結論は出ない


自分の意見を言わなく、言えなくなったのは親が自分に期待して
最初は野望もあったし考えるところはあったけれど
だんだんと気持ちは弱くそのことをつっぱねることもできずただ受け入れて

何度も折れて一回留年したし、再試験ばっかりで
だいたいゆううつな気持ちで過ごしていた気がします

成績はすごく悪く、いつもうまくいかなかったけれど
なんとかぎりぎりのところで入学卒業就職までこぎつけた

たぶんどこかでまだ自分に期待しているところはあるんだろう
こころのわずかな部分で・・

前回の当直は寝付けないほど気が高ぶった
副直の先生は眼科で全く内科疾患に興味を示さない

そんなときにかぎって患者めちゃくちゃ来る
僕がすべて診察して、ほぼ事後報告のみで他科へ全くおぼつかないプレゼンまで
時間はかかるわで患者さんにも当直の先生にも怒られて


研修の1年半過ぎて自信は結局つかないままである
私はだいぶ、できない立場の人間だしこれからどうあがいても
そういったことになるのは目に見えている

3年目わからないことばかりで
聞いて回って怒られて余裕なくなる

これといった能力はなく 頭も切れるわけではなく
体力は人並みかまずまずあるあもしれないが、
メンタルが弱く医療関係者にとってはマイナスだ


態度がなによりよくないのだろうけど
客観的に考えてそう思う

働き出して、看護師さんや患者さんからなんやら言われることすべてに責任を
持っていく必要がある、それが求められる職種

すべてに自信がないしそのことを身近に話せる人はいない
(まあこんなこと周りの人間においそれとは言いづらい)
それも大きな問題


結局自分の不安や悩みは自分で解決するしかない
少しなら話せるけどめちゃくちゃ不安や誰かにそんなこと言うのは気持ちがいいものではないし

すごく悩む


うちの病院は、僕が厳選に厳選を重ね?先生方も優しそうで、
都会のような殺伐とした雰囲気はなさそうと判断し選んだ

それでもやっぱりストレスは避けられないし
悩むとこうやって土日ぐてっとする(今は急患以外土日休み)ことも最近は多い

市中病院なので人手不足もありどうしても研修医は戦力として
救急外来で働くことは多く
他科へ高い志や目標がなかったせいか、ついよく見る内科疾患に目が行って

最初は小児科考えていて研修もよかったけれど
こどもが本当に好きではなく軽微な感染症なら他科でもできると考えると
内科かなと思っています・・

くよくよと自分はふるいにかけられるべき人間だったんじゃないか
成績不振であったこと
大学6年生時は薬を飲んで過ごしていたこと
人間関係もうまくいかず最後は保健室に通って精神のバランスを保っていた状況であったこと

そのことを差し引いて考えて、自分が今後入局しいろんな場所で働くにあたって
大丈夫か悩んでいます

停滞するだけ無駄な時間かもしれないけれど
悩まないと、後から後悔したくないので
必死に悩んで、想定して決めたいです