これは公開日記


もう俺のブログは自分の考えをまとめる場にする。
公開日記というやつだ、読者なんて関係ない。
見たくなきゃ見るなってやつだ。



はたして男女関係は持ちつ持たれつなのかもしれない。

女という生き物はものすごく不安を感じやすい生き物だ。



他人に合わせ、流行を求め、ブランドで自分を守り、金というわかりやすい価値に救いを求める。
新興宗教だって、頑固な男とは違い地方の集会所にはこぞっておばちゃん連中が集まる。



息子をどの高校に行かせれば、エリートコースに進ませられるか考える主婦がGWの貴重な3日間家事など放棄してとはるばる月一回の式典のために教祖様の顔を拝みに高速バスでほぼ一日かけて富士山の麓にある本殿にこぞって集まる。




式典のときは日本各地から巡礼者が集まり、それは不思議な雰囲気だ。
俺を誘った後輩の女の子は、(医学部というのは恐ろしいもので、ふと宗教の勧誘に知っている女の子が来たりするものだ。)そこの幹部みたいな人とくっついて式典の重要な役職に就いていた。
ほかの大学にもその宗教をやっている人がいるらしい。



そんなこんな女ってやつは思考回路が男と違いすぎて話にならない。
どこまで不安になるんだよって話で、とことんやっちゃう。男とは比べ物にならない集中を見せるわけだ。



この一年、いやポリクリ含めて二年は本当に男女問わず医学部の頭のおかしい連中に囲まれて苦しかった。
みな信念を持って勉強してきて、プライドは高い。
あいつら会話が通じないからな。




自分を捨ててでも群れから時に外れ生きていると、人種は違うが同じ群れからはぐれたやってくる自己チューな奴らに搾取され、本当に疲れきってしまった。
そんな奴に限って数字上の勉強に強かったりするのだ、アスペルガー多いよまじで。
そんな優秀な(あくまで数字上、偏差値上)奴らは奴らでまあ色々苦しいだろうが、やっぱり俺のように勉強ができないのは医学部生にとって一番の苦しみなのだ!!



自分の尺度がほうんとうに信じられなるほどの断崖絶壁だった。偏差値主義とか本当に糞だ。間違いない。




ジェイゾロフトSSRI)はお酒といっしょに飲んではいけないというが知ったこっちゃない。
この厳しい世界に放り込まれるにあたって酒のまんとやってられない。




とりあえずわかったことは、俺は一人でいるといろいろなことを考えすぎてしまって不安を生み出してしまうこと。
今の彼女はなんだかんだ言って別れる気配はない(俺がどれだけダメ男だろうと見放さないらしい)。
そこは俺の心の安定にいいのかもしれない。




不安を見つけようと思えばきりがない医学部・医師の世界で心の安定、開き治りは重要な気がする。
安定を見出したくて勉強してきたが、不安が基盤にあるために手広くまんべんなく慎重にやりすぎてしまって結局絞りきれないままこんな結果になってしまった。
親の跡を継ぐために、能力のない自分を自覚して不器用でも生きていける手段として安定を求め医学部に入ったもののこんなに自分の正確含め苦しむとは。





まあ俺はそんな絞り込む度胸がないし現役生のように最短距離を行く方法もわからない脳筋方式で勉強してここまで来てしまったから、落ちたらそのテクニックを教えてもらうためだけに予備校に行く。
テコムで本筋は通してもらったので、あとはメックでその絞込みをしてもらって機械のようにこなす。
国家試験は手段に過ぎないので、こんなもの早く突破してしまいたいものだ。いつまでもこの世界にとどまっていいことなんかない。




ほんとうにくだらないけれど、仕方あるまい。
俺はいつかは医者になれるだろう。それはもう間違いのないことだ。
やってみて実感すればいい話で。




というわけで、旅行で散財したので金をもらいに近々実家に帰り、月末は弟のいる場所に遊びに行こうと思う。
誰かがいることは今の俺の精神上いいことな気がするから。
たとえそれが自分が正しいと信じて疑わない、おれの理解の範疇を超える異星人の女だとしても。もう本音でいいや。