永遠プレッシャー。

不安が多い。

父親が開業医だが、なんで医者になりたいのかいまだに悩む。

正直、文章を書くのが好きだからジャーナリストか作家とかになったほうがいいのか。


診療科だって、ポリクリで今まで回って外科も内科も大きく惹かれるものはなかった。
親の小児科は、うーん、忙しそうで。
一所懸命勉強した優秀な人が理想を持って行くのに、私みたいなコンプレックスしかない奴が自信を持って働く場所なのか疑問が生じてきた。
勉強も大事なのに、当直も多くそんな中でちゃんとやりがいを見つけられるのだろうか。


その他開業するに良いと思われる一般内科だって厳しい世界だ。
いっつも最後の症例発表等ではボコボコにされるし、憂鬱でしかない。
各科でボコボコにされるたびに思う、正直向いてないんじゃないか。一生懸命頑張っても俺はだめな奴なのだ。

情報処理能力にしろ、プレゼン能力にしろ、時間の使い方にしろ水準以下。
成績も悪く、愛想も悪く、あいさつも元気がなく先生からの評判も良くない。
この一年で改めて自分が優秀な人間には程遠く、有名研修病院はおろかどの病院でさえも初期研修はおぼつかないのではという気持ちが湧いてきた。


それなのにあと1年と少ししたら臨床の場に突っ込まれ、主体的な選択や能力の是非が問われ競争が待っている。
その前にはマッチングと卒業試験、国家試験と精神的・肉体的なピークに達する。



親は迷わず勉強しろというが、それは無理な話でトイレに行くのを我慢しろというような話だ。
一留年したにしろ曲りなりにも親の希望通り、国公立医学部に行っているだけ親孝行と思ってほしい。

弱音はけないのか。国試だけでなくプレッシャーが大きい。
研修医になって罵倒されてやっていける自信がない。
きょうも明日の予習しないといけない。
どうしたらいいだろう。