心を鍛える

今週は神経内科で先生と担当患者さん、ご家族の優しさに支えられた一週間だった。

入院中のとうぜん重い病気で不安な気持ちな患者さんが孫のような歳の私のつたない診察を快く受けてくださり優しい言葉をかけてくださった。
誰だってつらいときは自然と表情も硬くなるよね、そんな思いを抱え病棟のエレベーターを往復する毎日だった。

優しさは、うつむく人に前を向かす力があるね。
いろんな人から勉強させてもらう。
感謝して、つらいこともあるけどこれからの1年間乗り切っていこう。

国家試験に耐えれる精神力がないと、医者としてやっていけないと思わない?とはデキの悪い私の面倒を丁寧に見てくれた先生の談。

たしかに、と静かに冬の街を走ることを決めました。
精神力こそ最も必要、それには体力も必要。

高校時代唯一体育のみ10(10段階評価で)だった劣等生を支えるものは、やっぱり走ること、体を動かすことだった。
実習中は不安から下を向いて過ごす日々、でもなにか夢中になれる瞬間は必要。